雑記

ASD当事者(言語優位)の書きなぐり。言葉選びせずに書きなぐる。

「働ける」ってなんだろう

大前提、私には発達障害がある。

言語性IQ119に動作性IQ74と、その差は45の開きがある。

ついでに、言語性IQが高いのは無駄に言語理解が高いと言うだけの話で、他の郡指数は90前後とあまり高い部類には入らないというとんでもない脳みそだ。

 

言語理解「だけ」が高いとどうなるかと言うと、喋らせるとスゴく能力が高く見えてしまうのだ。

社会人生活でいうと、面接はバッチリ!!なのだ。

ところがどっこい。

いざ働くとなると、知覚統合が恐ろしく低いせいで気づきの力が弱く、処理速度が高くないせいで仕事はあまり早くなく、作動記憶が高くないせいでマルチタスクな業務がことごとくできない。

ADHD特性もあるのでミスも起こしやすい。

その事で上司にイヤミを言われた事もあるし、能力のせい+発達障害特性での周りと上手くいかない事は多々あった。

 

そのほかにも、発達障害者はその能力の凸凹さから疲労を貯めやすい性質を持っている。

加えて、二次障害的に不安や鬱症状を持っているために、その結果どうなるかと言うと、、、

精神的に崩壊して、解離してトラブルを起こすと。

そうして仕事を辞めてしまう、と。

 

いや、本当に甚だ疑問なのです。

これが働けていると言えるのかどうか、と。

実際のところ、働くしかないから働いてるだけの話なのです。

それが国には働けていると評価されてしまう。

主治医にも一般就労は難しいのでは?と言われているものの、A型作業所のお給料では食べていけないし、

共に生きるパートナーにも発達障害があるとなると、その状況には拍車がかかってしまうのだ。

 

それなら年金申請すればいいじゃん、という話なのですが、表面上働けているように見えること、私生活はなんとか頑張っていることから、通るかどうかは正直なところ未知数なのです。

そんな未知数の年金申請に使えるエネルギーとお金がなく、申請は頓挫しているのが現状です。

これまでの生活状況を書く用紙でトラウマをえぐられる事も申請から遠のいている理由の一つです。

 

A型作業所では生きていけない、年金申請もできていないとなると、残る選択肢は私には2通りしか思い当たりません。

①働く

生活保護

の2つです。

そして現実的に、生活保護を受けるためには年金以上の高いハードルを越える必要があるため、働くしか選択肢は無くなるのです。

 

はい。振り出しに戻る。

 

私は今、自分がやりたい事よりもできる事を優先するため、事務職を目指して動いています。

事務職として、複雑すぎる業務には関わらずに目の前のタスクをこなしていく事に専念したいと考えています。

 

これは、更に社会保障を受けられる地盤固めから遠のく活動であるとは思います。

 

働けるってなんでしょうか。

その答えは分かりませんし、きっと答えなど存在しない問いなのでしょう。

 

ずっとずっと悩んできた人生。

これからも悩んで、職歴に傷をつけ続けて生きていくのかもしれません。

 

いつか真に自分に適した仕事を見つけることを目指して。